似てる……………ー


夢ノ中の青年に。

けど、あれは夢なんだ。


毎晩夢に現れる君………


『なんでもないよ、行こう』


分からない振りをして、二人教室に入る。


教室に入ると、一斉に注目を浴びる。


「「「綺麗、美人、可愛い」」」


思わず、後ろを振り返るが、誰もいない。


そして、一人の青年は目を見開き一点を見つめる。


視線が、交わった。



視線を先に逸らしたのは………



私だった。