君ヲ想ウ~セピア色の恋~

「しかし、あいつら許さない‼花を危険な目に合わすなんて。あたしが一言いってやるから‼」


怒りに震える結衣。


私は、怒りに震える結衣の手を握るとポツリ、と言った。


『いいよ。あの人達、怖いしもし、仕返しされて今度は結衣になんかあったら、私…今以上に傷つくからッ。


だから、いいの。。』

「花………。あんたって本当にいい子」


結衣が私の頭をポンポンしてくれる。


それを優しく見守る宗がいた。