「無理!?


簡単なことぢゃん。別れればいいのよ。



出来ないならーーーー



嫌われる様な体にしてあげようか…?」






ゾクリ、とした。




不気味に笑う彼女達に……ーー





恐怖を抱いた。



ガサリ、と草むらから見知らぬ不良達が現れた。




えっ…………………ーーーーー?



「よお、あみ。その子?


可愛いぢゃん、いいぢゃん!」



赤い髪をした少年は、私の身体を上から下まで舐める様に見る。



壁際に追い込まれる私ーーー



やばい、と思った。



「あんた、清純な子とヤリタイ言ってたからさぁ。


好き放題犯しちゃって。あたしら帰るから」



嘘ーー!!



やだ、帰らないで!!



声にならない心の声ーー



誰の耳にも届かない。