彼がチラリと私を見て、彼女達に向き直り言った。


本を閉じて言う。



「おいに、話かけても虚しいだけぢゃ。


おいは、花にしか興味がない!!」



「はぁ~???ちょっとそれ、ひどくない?


鳴海さん、びいきぢゃん。


鳴海さんより、あたしのが可愛いし!」



私を睨んで喋るパンダギャル。


「おいが、可愛い、愛しいと思った女は



花しかおらん。パンダは嫌いぢゃ」



パンダと言われたギャル達は、真っ赤になって怒ってる。



パンダギャルは、怒って教室を出て行った。