織夜の言葉が、心の中にストンと収まる。




織夜が、あたしを見つめる瞳は熱い。




『あたしも、織夜が好き…ッッ!!』


織夜の胸に顔を埋めた。



ずっと気にしてた。


織夜を苦しめたのはずっと…………


あたしだったと。



ずっと責め続けたんだ。

「本当に………?」



『本当は、本当はね。



きっとずっと好きだったの。



それに気づけなくて気づいた時………



織夜は、処刑された後だった。



もっと早くに伝えたかった。



織夜………………





大好き…ッッ!!』