気づいたら、朝の目覚ましがなっていた。


7時を指す針が1を指した時、目を覚ます。


違和感を覚え頬を触る。


涙の痕が確かに残っていた。



あの夢は…………


今までとは違う。



とても哀しい夢だった。



花と宗司の最期の夢……………


起きた私の身体は、汗ばんでいた。



額の汗を拭い、ベッドから身を起こすと



着替えと、制服を持ちお風呂に向かう。



汚れたパジャマを下着を洗濯カゴに放り投げ、風呂場に入り熱いシャワーを頭から被る。