元カノがめんどくさい

「っ、いーってばっ…
そんなの自分でするしっ!」

僕の手を押しのけて、照れくさそうに顔を背けた。


今さらこーゆうのは恥ずかしがるのが可愛い…


って誰がっ!?

いや普通だよ、普通!
女子なら大抵そーだって!



「あー、食べにく…」


うん、結果ティッシュを鼻に突っ込んでるからね…
てゆうかそれはアリなんだ?

まぁ、そーゆう飾らないトコも好きだよ。


いや、その好きじゃなくて!

ヤバい、おかしくなってる…




「あぁ〜、おいしかった!

ありがと蓮斗、ごちそうさまぁ〜」


やけに素直…

だからそんな可愛く来られると困るんですけど。



それから、薬を飲んだ元カノを再びベッドに寝かしつけて。


「じゃあ僕は…
だいぶ回復してるみたいだし、帰るよ」

これ以上おかしくなる前に、さっさと撤収。



「蓮斗っ…」


ふいに。
引き止めるかのように手を掴まれて…



「眠るまで、待って…」


驚く僕から、視線を外して呟くキミの…

その手にぎゅっと、力がこもる。