そしてどうやら…
元カノから連絡がなくなったのは、たまたまなんかじゃないようで。
もう1ヶ月も音信不通だ。
遥さんとラブラブなんだろうな…
なんだか寂しく感じる。
って、いやいや!そんなの錯覚だからっ!
この自由な日々を満喫しないでどーする!
「お待たせしてすみませんっ!
お弁当、手間取っちゃって…」
そこで、迎えに行った僕の車に駆け寄って来た奈々。
今日のデートはドライブだ。
てゆうかお弁当!?
なんて感激的なサプライズ!
やっぱりいいなぁ…
女の子の手料理って。
思えば元カノの手料理なんて、1度しか食べた事ない。
その貴重な1度は、味はともかくとしても見た目がグロテスクで…
私は作るより食べる派!なんて。
それ以来僕が作る羽目になったけど…
その1度切りの手料理が、今までのどんな料理よりも好きだったよ。
「…あの、蓮斗さん?
遅くなった事、怒ってます…?」
「あ、ごめんっ!
いやちょっと、お弁当に感激しててっ」



