元カノがめんどくさい

「本庄さんも、協力してくれる?」

代わりにそう、恐る恐る問いかけた。


途端!その人から殺気がみなぎって…

"人を傷つけといて、のんきに彼女作るだけじゃ飽き足らず!
なんで傷つけられた私が協力しないといけないワケぇ!?"

なんて浴びせられると思ったのに。


「…ふぅん、そ。
ま、覚えてたらね」


それ、忘れる気マンマンだよね…

殺気は気のせいか、意外とアッサリした反応に拍子抜けする。

と同時、意図が伝わってない様子と跳ね除けられた様子に脱力する。



とはいえ…

根気強く、このめんどくさい状況の改善を図って行くしかない。


だって僕らはもう、とっくに違う道を進んでて…

その道が交わる事は、きっとない。


それはまるで、どこまで延長しても交わらない平行線。


行き着く先には、それぞれ人とそれぞれの未来が待ってるんだから…