「ちょっと蓮斗っ…
ハイペースで飲みすぎじゃない!?
っ、目ぇ座ってるって」


目が座ってるワケじゃなくて。
ただキミを…

酔いに任せて、このまま押し倒したらどーなるかなって。

そんな事を思いながら見つめてたんだけど…


そんな事をしたらきっと、間違いなくブチ切れられて。

もう友達ですらいられなくなる…



いや、そんなの願ったり叶ったりだし!
むしろ僕は、この状況から早く抜け出したかったワケで!

だけど、罪滅ぼしを投げ出すワケにはいかなくて。



ああ〜!もうっ!!
なんかほんとにめんどくさいっ!



「だから蓮斗っ、飲みすぎだって!
もぉ〜!誰のお祝いだと思ってんのっ!?」






おかげで次の日は、シャンパンの反撃に遭う羽目に…