元カノがめんどくさい

「そーだよっ、許せなかったんだもん!

蓮斗のコト、すごくすごく、ほんとに大好きだったのにっ…


蓮斗といると楽しくて、めちゃくちゃ居ごこちよかったしっ …
心を思いっきり許してたから!
甘えられたし…

完っ全に信じてたのにっ!」


胸が…

キミの涙とその言葉で。
その時の、例えようもない激しい痛みを繰り返す。



「だからなおさら許せなかった!

なのにそれでも大好きでっ…
好きで好きで、離れらんなくて!
せめて友達として、縛り付けておきたかった…

だけど苦しくてっ!
私も違う人と関係を持てば、許せるかなって思ったし…
もういっそ、蓮斗の事なんか忘れてしまいたかったっ…」


わかるよ、その気持ち…


けどほんとはキミが誰よりも、この未練感情に振り回されて。

辛くて、きっとめんどくさい思いをしてたんだね…



「っっ…

ごめんっ…
本当に、ごめん…」


「っ…
ごめんじゃすまないって!

おかげでこっちは、誰と付き合っても忘れらんなかったってゆーのに…」


え、それって…


ー「心に居座ってる人がいて、きっと一生出て行かないからって」ー

遥さんから聞いた言葉が頭をよぎる。