元カノがめんどくさい

「蓮斗は優しいからっ!
遥と別れたら心配して、縁切るなんて拒否するかなって思ったし…
蓮斗のせいで別れた事にしたって、責任感じて苦しむでしょお?

幸せなフリして、蓮斗を罪悪感から解放してあげるしかないじゃん!」


「別に解放なんかしなくていいよっ!
てゆうか、なんで今さらそーしようと思ったワケっ?」


「っ…

だって蓮斗っ、今回はかなり本気みたいだったしっ?
そんな蓮斗の邪魔しちゃうワケにはいかないじゃん!

しかも奈々ちゃん、すごくいいコだし…
あんないいコにヤな思いさせるワケにはいかないじゃん!

もともと蓮斗はさぁ?私の事めんどくさそーなカンジだったしっ?
っ、プロポーズされても、どーでもよさそーに突き放されただけだったし…

もう身を引くしか…
いーかげん諦めるしかないじゃん!」

そう吐き出して、余計泣き出すキミを前に…


胸がドクンと騒ぎだす。



「めんどくさそーな態度とか、突き放した態度しちゃったのは、ごめん。
けど、諦めるの意味がわかんないんだけど…

キミは僕を許せないんだよね?
第一、先に他の人と付き合い始めたのは、キミだよね?」