元カノがめんどくさい

それでもやっぱり、僕の心はキミばかりで…


そんな自分を打ち砕くように。

事実めんどくさいキミをもっとめんどくさい存在に扱って、内心毒づく事で…
キミにこびり付いたこの心を、無理やり引っ剥がそうとしてたんだ。


つくづく天邪鬼で、最低で…
なんてめんどくさい。

自分でも呆れるよ…
こんなんじゃ取り戻せるはずもない。



だけど、そんな自分はもうやめた。



「本庄さんっ!」

ガシッとその腕を掴んで引き止めると同時、こっちを向かせると。


「えっ…」

泣いてるキミに、面喰らう。


「っ、ええっ!?
なんで泣いてんのっ…?」


「っ、うっさい!
そっちこそなんで追っかけてくんのよっ!

もう2度と、蓮斗の前で泣きたくなかったのにっ…」


や…そんな事言われても…

と狼狽える。


「てかなんでいんのっ?
縁切ったイミないじゃん!
こんなとこ来てるヒマあったら、もっと奈々ちゃんとの時間大事にしなよっ」


「っ、奈々とはさっき別れたよ!」