「あ、そうだ!俺と鈴の写真ってある?」 「アルバムか?それなら…」 「…持ってきてるよ」 匠さんは背中に隠していたらしいアルバムを私たちに見せた。 「慎ちゃんたちは先に…」 「…ああ。 よし、それじゃあ解散! ちゃんと帰って疲れをとるんだぞ」 部長は匠さんの考えを何となく察したのか、解散を告げてみんなは各自帰っていった。 「…鈴ちゃんは、いてね」 「…はい」 匠さんは、きっと言うつもりだ。 自分と昴との間にある秘密を。 私も、まーくんとかえで君には先に帰っておいてもらうことにした。