「今まで俺の世界の中心には俺が居て、俺が見て感じてすべてを決められた。
でも、お前が現れてからはそうじゃない。
俺の世界の中心はいつの間にか、お前になっていて。
なにもかもお前のことを考えてからしか動けなくなった」
そういうのが怖いんだ、と航は言う。
「言っただろう。
俺はリストラする人が決められなくなったら自分が辞めようと思っていると。
でも、お前のことを考えたら、辞められない。
遥、お前は俺の人生に現れた、初めての枷だ。
ひどく勝手なことを言ってるな。
だから、俺はお前に告白するのを躊躇して……」
振り返った航が足を止めて言う。
「なに泣いてんだ」
「してます」
「え?」
「してます。もう告白……」
と遥は言った。
でも、お前が現れてからはそうじゃない。
俺の世界の中心はいつの間にか、お前になっていて。
なにもかもお前のことを考えてからしか動けなくなった」
そういうのが怖いんだ、と航は言う。
「言っただろう。
俺はリストラする人が決められなくなったら自分が辞めようと思っていると。
でも、お前のことを考えたら、辞められない。
遥、お前は俺の人生に現れた、初めての枷だ。
ひどく勝手なことを言ってるな。
だから、俺はお前に告白するのを躊躇して……」
振り返った航が足を止めて言う。
「なに泣いてんだ」
「してます」
「え?」
「してます。もう告白……」
と遥は言った。



