「でも、私は、課長のそういう不器用なところが好きかなあって思います」
そう言ったあとで、
「あっ、す、好きって、その好きじゃないんですけどっ」
と恥ずかしくて慌てて付け足したが、
「往生際悪いよ」
と笑われてしまう。
「そうなんだ。
あのルックスとか出世しそうなところが好きなわけじゃないんだね」
と言われ、
「……課長は出世されないかもしれません」
ともらすと、
「なんでそう思うの?
あの年で、あんな大きな会社の人事課長なんて、どんな理由があるからにしたって、出世頭じゃん」
と言われる。
「そうなんですけど。
なんていうか、課長は人がいいし。
ガツガツされたところもないので。
余程、引き立ててくださる上役の方がいらっしゃらない限りは、出世されないかなあと」
「はあまあ、会社って、ゴマすったもん勝ちみたいなところあるらしいからね」
そう言ったあとで、
「あっ、す、好きって、その好きじゃないんですけどっ」
と恥ずかしくて慌てて付け足したが、
「往生際悪いよ」
と笑われてしまう。
「そうなんだ。
あのルックスとか出世しそうなところが好きなわけじゃないんだね」
と言われ、
「……課長は出世されないかもしれません」
ともらすと、
「なんでそう思うの?
あの年で、あんな大きな会社の人事課長なんて、どんな理由があるからにしたって、出世頭じゃん」
と言われる。
「そうなんですけど。
なんていうか、課長は人がいいし。
ガツガツされたところもないので。
余程、引き立ててくださる上役の方がいらっしゃらない限りは、出世されないかなあと」
「はあまあ、会社って、ゴマすったもん勝ちみたいなところあるらしいからね」



