「課長は背負う方が楽ですもんね。
いつも、重石を背負って山を登って、星見てるんですもんね」
と訳のわからないことを言い出す。
「誰が言ったんだ、それ。
大葉か?」
と問うと、
「大バカ?」
と言ってくる。
「……お前、明日、大葉にチクるぞ」
あれはあれでいい奴なのに、と言うと、
「大葉さん、いい人ですよねー。
実は格好いいし」
と手放しで絶賛するので、自分が振った話題なのに、ちょっとムカついてしまった。
いや、いい奴だし、いい男なんだが……。
「今まで大魔王様の影に隠れてて、格好いいとか気づきませんでしたよー」
酔っているせいか、遥は、しれっとそんなことを言ってくる。
「大葉さん、いいですよね」
と遥はこちらの感情を無視し、また言ってきた。
「でも、そんないい人な大葉さんがずっとお友だちをやっている大魔王様もいい人だと思うんです。
大魔王様は、お友だちを大事になさいます。
私、そういう大魔王様が好きなんです」
そう遥は言った。
…………今、好きって言ったか?
いつも、重石を背負って山を登って、星見てるんですもんね」
と訳のわからないことを言い出す。
「誰が言ったんだ、それ。
大葉か?」
と問うと、
「大バカ?」
と言ってくる。
「……お前、明日、大葉にチクるぞ」
あれはあれでいい奴なのに、と言うと、
「大葉さん、いい人ですよねー。
実は格好いいし」
と手放しで絶賛するので、自分が振った話題なのに、ちょっとムカついてしまった。
いや、いい奴だし、いい男なんだが……。
「今まで大魔王様の影に隠れてて、格好いいとか気づきませんでしたよー」
酔っているせいか、遥は、しれっとそんなことを言ってくる。
「大葉さん、いいですよね」
と遥はこちらの感情を無視し、また言ってきた。
「でも、そんないい人な大葉さんがずっとお友だちをやっている大魔王様もいい人だと思うんです。
大魔王様は、お友だちを大事になさいます。
私、そういう大魔王様が好きなんです」
そう遥は言った。
…………今、好きって言ったか?



