『美味しいナポリタンと焼きそばを作ってくれる真尋さんと結婚したいです』
「あ、課長」
と亜紀が呼び止めてまだなにか言おうとしたが、そのまま人事に戻っていった。
あいつ、食べ物につられるタイプだからな。
真尋と結婚したら、あいつは俺の妹じゃないか。
……あんな小うるさい妹はいらん。
絶縁だ。
ずっとそんなことを考えていたせいか、いまいち仕事に身が入らなかった。
すべきことをしなかったわけではないが、何度も時計を見てしまう。
そのうち、時計は六時を回った。
あいつ、もう帰ってるだろ。
なにも言ってこないじゃないか。
なんなんだ。
思わせぶりなことを言っておいて。
いや、言ったのは、遥ではなかったのだが、何故か遥に腹が立つ。
そのとき、ぴょこん、といきなり遥の小さな頭が人事の入り口に覗いた。
「あ、課長」
と亜紀が呼び止めてまだなにか言おうとしたが、そのまま人事に戻っていった。
あいつ、食べ物につられるタイプだからな。
真尋と結婚したら、あいつは俺の妹じゃないか。
……あんな小うるさい妹はいらん。
絶縁だ。
ずっとそんなことを考えていたせいか、いまいち仕事に身が入らなかった。
すべきことをしなかったわけではないが、何度も時計を見てしまう。
そのうち、時計は六時を回った。
あいつ、もう帰ってるだろ。
なにも言ってこないじゃないか。
なんなんだ。
思わせぶりなことを言っておいて。
いや、言ったのは、遥ではなかったのだが、何故か遥に腹が立つ。
そのとき、ぴょこん、といきなり遥の小さな頭が人事の入り口に覗いた。



