あ〜うざい



逆なんばっかりうんざりだ
まじ顔で選ぶとかないわ



てかその上この長い話!
ふざけんなよ…



「チッ」



つい舌打ちしたら前のやつが動いた
ロングヘアーの奴だ




一言では表せないほど綺麗だ



少し暇つぶしにいじめようと思った



寝ようとしてるしな



「寄りかかってくんなおめーんだよ」
ほんとは軽いくらいだ



凛「スミマセンネ重くて」
そいつは前を向いたまま透き通る声で言った




「チッ寝るんじゃねーよ目障り」
また意地悪した嫌われた...か?
てか何心配してんだか



女なんて余るほどいんのにな



そいつは振り向いた驚くほど綺麗だった...
でもどーせ他のやつみたいに上辺だけなんだよ



赤くなって声高くして終わりだ



凛「ほっとけばいいでしょ関わんないで」