ぶつかった人物に目を向けると、金髪のイケメン。


今日はイケメンによく会うなぁ。


「あっ、すみませんっ。私、急いでるので!」


わたわたと立ち上がると、金髪のイケメンをすり抜けて廊下をダッシュで走った。


「.....待ってるからね♪」
と、そんな声が後ろから聞こえた気がしたので、後ろを振り返ってみた。


「.....。気のせいかな....?」


その時はその言葉に気にも留めなかったが、まさかその言葉が、悪夢の始まりだったとは....