「あははははははははは!!おっおっお客様ぁぁぁぁぁぁははははははははは!!」
この笑い。低い声。まさにあの女の人。
なんで?...さっきまではこんなんじゃなかったのに!!
私はすかさずポケットからバタフライナイフを手に取ったが手が滑って落ちてしまった。
それに気づいた実里さんは更に笑った。
「お客様ぁぁぁぁぁぁ!ダメじゃないですかぁ〜こんな物持ち込んでぇ〜ドジっ子ですか?アハハハハハハ!!」
やばい!このままだと私は殺される!!
なんとか策を出そうと抵抗しながらも考える。
そしてハッとした。
私は胸ポケットのカッターを取り出して腕に突き刺した。
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!」
実里さんの手が解けた。
私は床に倒れた。
カッター持ってきてよかった。
よし、今のうちに!!
私はすぐ逃げようとしたが、腕を掴まれてしまった。
実里さんは眉間にシワを寄せていた。
「痛いですよおおおおおお客様ぁぁぁぁぁぁ!!...ですが、逃げれる機会を作ったのにすぐ捕まってしまう...あなた...ダメダメですねぇ!!!!」
馬鹿にしているように微笑む。
その顔がとても憎たらしい。
そして実里さんの手が私の髪を持って私を引っ張った。
カッターで攻撃しようとするが、カッターは既に腕を掴まれた時に落としてしまっていた。



