今の今まで告白するまでは実感として無かったが、勢いで告白してしまった自分をみると勢いで言うってことはそれは本性だってこと。
遠藤咲は相川秀哉に恋をしてしまった。
「...だから...死なないでくれ。私を置いて死なないでくれ。...私はお前の為に死にたいんだ。お前は風華のことが好き。風華もお前の事が好き。それでいいんだ。お前は風華のために、好きな人の為に生きてくれ。
私は好きな人の為に死にたいんだ。...」
「....咲...」
分かってる。秀哉は人を傷つけるようなことは出来ないってことは。私をふったりすることは出来ないってことは。私は気持ちが伝えられればそれでいい。悔いはない。
「...ほら。さっさとどけよ。早くおばちゃん連れて逃げて。」
私は秀哉から手を離すとドアを抑えて身体で無理矢理秀哉の手を剥いだ。
これでいいんだ。これで...
「フフッ。若いっていいわね。」
おばちゃんは笑うとヨタヨタしながら立ち上がると私をドアから引っぺがして代わりに抑えた。
「お、おばちゃん!?何を...」
「秀哉君。悪いけどここは私が死ぬべき所よ。秀哉の言った"地域外に出れば乗り移られないかもしれない"それはあくまでも推測。だからもしそれが間違ってたらってなると、性別関係で男は乗り移られる可能性は低い秀哉君が逃げた方がいい。少しでも実里ちゃんをここで絶命させれる可能性を上げておきたいの。



