「ち、違う!幸江さん!私は」
「あぁ!残念だったなぁ!!俺と咲のコンビプレイでお子さん撃たれちまってなぁ!!」
「ハァ!?てめぇがいつ私とコンビプレイしたっていうんだよ!!勘違いもいい加減にしろ!!」
「咲。俺たちはいつでも一心同体。これは俺達が無意識に出来た愛ある者だからこそ出来たコンビプレイなんだ!だから、ここにいる奴らを皆殺しにして、俺達は幸せに暮らしていくんだ。」
何言ってんだコイツ!!マジで狂ってる。もう辰吾には常識なんてない!
「殺す...殺す!よくも実里を!死んで償えぇ!!」
幸江さんは怒りのままに銃口を向けて、何のためらいもなく私達に向かって発砲音する。だが、怒りに任せたのが悪かったのか、ちゃんとした方向には銃弾はいかなかった。銃弾は辰吾のスグ横を通り抜けて後ろの誰かも分からない首の入っている瓶を割った。
辰吾は不敵な笑みを浮かべると幸江さんに狙いを定めて発砲。銃弾は素人が撃ったとは思えない命中率で幸江さんの腹に命中。幸江さんは後ろへ吹っ飛び、そのまま倒れて動かなくなった。
「ハハハハハハハッ!やったぜ!命中ぅ〜」
喜びの声をあげる辰吾に対して私は絶望を感じていた。二人とも皮肉とはいえ助けられた...救うことが出来たのに...
自然と涙が溢れた。また目の前で失った。助けられる人をまた見殺しにしてしまった。
「ふぅ〜さて...あとは秀哉とババアだけだな」
「なんで!?何で秀哉とおばちゃんも!??」



