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昔、とある田舎村に住んでいたある女がいた。その女は家のことが原因で毎日村の人達から非難され、嫌がらせが絶えることは無かったらしいわ。何故こんな目に会うのか....女は家を憎み、自分を恨んだ。
毎日がゴミのように感じていたそんなある日、一人の男が観光ということでその村に来た。その男は丁度暴力を受けていた女と出くわした。正義感が強かった男はその女を取り囲んでいた数人を男女関係なく、殴り倒して追い払ったというわ。
その事がきっかけで二人は恋に落ちた。二人はお互いのことを知るべく、男の都合上一ヶ月に一・二回、人目のつかないところで他愛のない話を交わしたと言うわ。
何回話したか分からないくらいの時、遂に男はプロポーズをして、女は嬉しく承諾した。
二人は平穏な日々を幸せに暮らすはずだったが、親の挨拶をしに行くと、女の家は大丈夫だったが男の親の方は猛反対。
男の親は役場で働いていて、その田舎町の事を知っていた。当然女の家系もよ。
女の家系は代々呪術師で成り立っていた。初代の方は村を災から守るために力を注いだが、その力を悪用した奴がいたらしいわ。
何でも呪術で人を殺したり、呪術だけではなく黒魔術も取り入れて、自分の家を消し飛ばして自分の記憶を曖昧にさせることもしたらしい。



