いっそ死んでもいいと思った。私が風華を殺したようなもの....風華がいる所へ行って謝罪した方がおばちゃんも望んでいるだろう。だがおばちゃんはそんな私も一緒に抱きしめてきた。
「そんなことはないよ咲ちゃん!風華は咲ちゃんの事を話してる時はぁ!....楽しく話してくれてた....風華は咲ちゃんに救われていたのよ?...風華のことを思ってくれていたことで充分よ。ありがとうね咲ちゃぁん!!」
おばちゃんは大粒の涙を流しながら泣き叫ぶように言った。私は何も言えずに泣くことしか出来なかった。おばちゃんが温かくて、本来は私以上に悲しい筈なのに私のことを気にしたおばちゃん。私は面目無い気持ちで一杯だった。
ギィィ....
扉が開く音が聞こえた。私とおばちゃんは涙で顔をクシャクシャにしながら音の方へ注目する。秀哉は目の前で抜け殻のようにして床を向いている。扉の方へは目もくれない。
カーテンがバサッという音と共に出てきたのは片手に拳銃を持っている幸江さんだった。
「!!あなた達....どうしてここに!?」
その驚く幸江さんのもう片手に持っているものがあった。それは頭が半分ない女の首と、顎から上が無くなっている首を持っていた。これは恐らく蘭と信二さんだろう。
その幸江さんの方をゆっくりと秀哉が向くと、みるみる顔が険しくなり今まで見たことのない怒りの表情で幸江さんに向かった。
「風華を....風華を返せぇぇぇぇぇぇ!!!」
バァンッバァン!



