「えぇ〜。美人なんて...そんなことないよ〜。でもそんなに聞きたいなら教えてあげる!実里はね!今は七歳なの!」
その回答に秀哉は引き笑いをしていた。明らかに無茶をしている。
さっきのやり取りだってそうだ。自分の殺した人のことを知りたいって...そんなの復讐、恨んでる奴に対してに使う言葉だけど、七歳ってことはまだ子供。何故かいい方に捉えられてる。ラッキーだった。
「へ、へぇ〜。な、七歳なのか。とても信じられないな。てっきり大人かと思ってたよ。」
「えへへへ。そうかな〜?」
こんな唾を思わず吐き捨てたいような会話は私に苛立ちをくれた。何故こんな無茶苦茶な褒め方をしてるのに何故実里は気付かないのか...七歳ってのは本当なのかも...
「そうだよ!じゃあ二つ目の質問だ。風華は何処にいるんだ?」
さっきまでニヤけていた顔が一気に普通に戻った。これは聞いてはいけなかったのでは?
「何で?何でそんなこと聞くの?関係ないじゃん実里にここで殺されるんだから。」
「俺は風華と会うためにここにきた。だけど未だにいる場所が分からないんだ。この世に未練を残さずに死にたいんだ。」
実里は理由が分かった途端クスクスと笑い始めた。何故その理由で笑い始めるのか、それが不気味でしょうがなかった。
「クスクス。教えてあげるよ。その人は地下でお父さんの近くにいるよ。クスクス」



