首取り


「あぁそうさ。これ以上は耐えられない。お前が咲に色目使ってんのをよ。
咲は俺の事が好きなのにお前はチマチマチマチマと...風華じゃ飽き足らず咲にまで手を出す状況は耐えられないよなぁ!!」


「は?お前本当に何言ってんのか分かってん」


「分かってるわクソが!!お前がいるからもう一歩の所で咲が踏みとどまっちまうんだよ!お前がいるから俺達は結ばれない!!
咲。安心しろよ。俺がこの邪魔者を消したら始まる。俺達の未来が!!」


私はこんな辰吾がとてつもなく気持ち悪くてしょうがなかった。いつもなら平然としてられた辰吾が気持ち悪くて、怖くて直視できない。辰吾の視線を感じていながらも私はスッと視線を逸らしたことを見た辰吾は険しい顔になった。


「......秀哉。殺してやるよ、お前を...
風華はもう死んでるからな。離れ離れは寂しいだろ?お前が生きてても意味がない。俺と咲は結ばれないし風華は哀しむだけだ。な?死のう秀哉。死んだ方が皆がいい思いをする。」


「テメェ...一回寝てた方がいいな...」


「はっ。嫉妬か?俺と咲は結ばれたがお前は風華と結ばれることはなかった。そしてそのまま離れ離れ。だが俺達はこれから愛し合う。嫉妬に狂った姿は見苦しいんだよ秀哉ぁぁ!!」


「嫉妬なんて微塵も感じてねぇよ。俺が感じてんのは怒りだ。咲を襲ったこと、風華が死んだといったこと、怒りに狂いそうになってんだよ俺はぁ!!」


ギシッ...