首取り


「やめろよ!触んないで!!私のこと好きだったらこんなの今すぐやめろよ!!」


「恥ずかしがんなよ咲。もうお互いの気持ちも分かったんだしさ、心を開いこうぜ。
あっ。もしかして無理矢理ヤられるのが案外好きなのか?」


「何馬鹿なことを言ってんだよクソ変態野郎!!離せよ!」


私の声を完璧に流している辰吾は微笑しながら「ハイハイ」と言いながら私の身体を抑えながら胸をナデナデと触ってくる。
本当にいつお前の事が好きだと何処から感じたのか意味不明だった。男の人にキスされたのも胸を触られるのも初めてだった。そんなのを思うとブルっとする。

胸を触っていた辰吾の手が身体のラインをそりながら段々と下の方へ下がっていく。私はこれからされることを察して、涙が零れてくる。実里とはまた違った恐怖を初めて体感して絶望感に見舞われる。


「やめて!やめてよ辰吾!!嫌だ!嫌だ嫌だ嫌だ嫌だぁぁ!!!」


こんなに泣き叫んだ時が今までにあっただろうか?こんなに人に弱々しく当たったことがあっただろうか?自分が男と本気で対峙したら自分がこんなにも無力なのを実感していると、辰吾が突然と左の方へと姿を消した。辰吾は誰かに押されて倒れた...いや、殴られて口から流れる血を拭って倒れていた。
辰吾が睨んでいる方向に目を向けると...