「あぁ!勿論!!」
何なんだ?この感じ...風華と恵美は死んでると言っていた辰吾がこの条件を呑むとは。どんだけ辰吾にとっての重大なやりたい事なんだよ。何か嫌な予感がして堪らなかった。辰吾は今極端に追い込まれてる。そんな辰吾のやりたい事って...
「....よし。じゃ、じゃあ辰吾。お前のやりたい事ってなんだ?」
「...咲。...俺、本当にお前と出会って良かったと思ってるよ....
ありがとう。」
辰吾は私の質問を無視して自分の思ってることだけを言いやがった。
次の瞬間、辰吾は抱きしめている手を解き、私をキラキラした目で見たかと思うと顔を急接近させてきて唇を重ねてきた。
あまりの衝撃に私は思考が一瞬全て吹っ飛んで、抵抗することすらしなかった。
柔らかい感触と嫌悪感を抱かせる温もりが伝わってきて吐きそうになる。
辰吾は私の後頭部を手で押さえ込んで、猿のように唇を押し付けてくる。
すると唇に辰吾の唇以外に何かが当たった。ヌルッとしていて、私の唇の門を開こうとグイグイと押し込んできた。これはマズイと悟った私は必死に抵抗する。
「ン...ンンッ....ぷはぁ、し、辰吾!!やめろって!!」
「何でだよ?手伝ってくれるって言ったじゃねぇか。」
「ふざけんな!まだ概要言ってねぇだろう...痛っ!!」



