首取り


「ぅぅ....うるさい!!死ね死ね!!みんな死んじゃえ!!!」


実里は大声をあげながら首を抑えた手を離したかと思うと、私に向かって攻撃してきた。
私の反応より、実里の方が少しだけ早く、気が付いた時には実里の手は私の右肩を貫いていた。


「あっ!...い...痛ったぁぁぁぁぁ!!!」


最初に気が付いた時にはあまり痛みが感じられなかったが、ジワジワと来る痛みに私は耐えられなくなった。右肩が異常に暑く、実里の手が少しでも動くと身体全体に痛みが走って気絶しそうになる。
実里は私の肩を貫いた手を上に上げていき、私は激痛に襲われながら身体が宙に浮いた。
実里は息を荒くして怒りを顕にしている。実里からの異臭が漂ってきて吐きそうになる。

後ろで秀哉が私を助けようとするが、それを悟った実里は後ろ蹴りを秀哉に放つ。秀哉は何とか腕でガードをするが代わりに骨が折れた音が鳴り響いてそのまま横の壁に激突した。
咲や蘭、風華の母親も実里の手を掴んで何とか私を解放させてあげようとしてくれていたが、それはただ私の肩の痛みに繋がるだけだった。結局もう片方の手で一瞬に三人をハエを払うように弾かれ、秀哉と同じく壁に叩きつけられた。

肩が焼ける....今にもズルりと音を出しながら肩が溶けそうだ。


「....懺悔して....」


「は?」