「受け付けの所へ行きましょう。風華と恵美がいる場所さえ分かった今。変に隠れてても意味が無いですし。」
秀哉は風華の居場所が分かって、急に活発的に接してくる。今までの秀哉は風華が生きてるのさえわからない状態。そんな何のためにここにいるのか分からなかった秀哉は
希望が目の前に照らされたらなんの迷いもなく歩もうとしている。いや進むしかないのか。
私も進もうとしている。だが、秀哉とは違う方向だ。
秀哉は救出の為に動こうとしている。だが、私は粛清の為に動こうとしているのだ。
恵美が生きているかもしれないっとホッするが、よく考えてみると一体全体なんで恵美が傷つかれなければいけないのか?っと。じゃあ一体誰が原因か?そう考えると自分の中でどす黒い何かが溜まりに溜まって、吐き出したい気分だった。
そう。あのアマを殺す。恵美救出の時に邪魔になるだろうし、恵美を襲ったアイツを許さない。どんなに狂気に満ちているバケモノと言えど、恵美に手を出す奴はどんな奴でも許さない。
アイツには恵美と、今まで殺してきた人達に謝罪させながら殺す。どんなに涙を流そうが知ったことではない。
何故自分は今までこんな実里のことを恨まなかったのか不思議でならなかったが、多分アイツに恐れていたせいだ。



