愛梨はさも当然のように私達に吐き捨てながら黒いカーテンを乱暴に開けて、戸に手をかける。
「だ、だけどよお前大丈夫なのか?」
「大丈夫じゃないのはあなた達。私達が辰吾と離れた原因は"助けなければいけない者"がいるかどうか。自分達の事なんて気にしてたら、助けるのは絶対に無理なのよ。普通じゃダメなのよこの場所だと....」
愛梨の言葉が私の中で強く突き刺さって胸が痛くなる。だが、それと同時に落雷が落ちたかのような電流が走る。
おばちゃんに「もう大丈夫。」と一言言うと、おばちゃんは私を信頼してくれて手を離してくれた。私は振り返っている蘭と目が合うと、両手で強くほっぺを叩く。
そうだ....愛梨の言うとおり。自分が気に入らないからってあんなに怒って....今はそれどころじゃないって言うのに、私はどうかしていた。それに嫌だからと言ってあの部屋を調べないのは間違ってる。今この旅館内で二人がいるであろう所で今凄く有力なのは信じたくないが、ここなのだ。調べねば...いけないんだ....
「愛梨。....私もそこの部屋探すよ。もう迷わないし、間違わない。」
決心をして愛梨の隣に並ぶ。そんな私を見た愛梨はフッと微笑んだ。その微笑みを見てついつい私も口の口角が上がってしまう。
「本当にいいの?この部屋結構グロいし、それに臭いも凄い。臭いだけで失神も充分有り得るし、また臭いがこびりつくわよ?」
「だ、だけどよお前大丈夫なのか?」
「大丈夫じゃないのはあなた達。私達が辰吾と離れた原因は"助けなければいけない者"がいるかどうか。自分達の事なんて気にしてたら、助けるのは絶対に無理なのよ。普通じゃダメなのよこの場所だと....」
愛梨の言葉が私の中で強く突き刺さって胸が痛くなる。だが、それと同時に落雷が落ちたかのような電流が走る。
おばちゃんに「もう大丈夫。」と一言言うと、おばちゃんは私を信頼してくれて手を離してくれた。私は振り返っている蘭と目が合うと、両手で強くほっぺを叩く。
そうだ....愛梨の言うとおり。自分が気に入らないからってあんなに怒って....今はそれどころじゃないって言うのに、私はどうかしていた。それに嫌だからと言ってあの部屋を調べないのは間違ってる。今この旅館内で二人がいるであろう所で今凄く有力なのは信じたくないが、ここなのだ。調べねば...いけないんだ....
「愛梨。....私もそこの部屋探すよ。もう迷わないし、間違わない。」
決心をして愛梨の隣に並ぶ。そんな私を見た愛梨はフッと微笑んだ。その微笑みを見てついつい私も口の口角が上がってしまう。
「本当にいいの?この部屋結構グロいし、それに臭いも凄い。臭いだけで失神も充分有り得るし、また臭いがこびりつくわよ?」



