「いいですぞ皆様方!!そのいきですぞ!!!」
そう言いながらどんどんと三発目、四発目と撃ってきた。それが当たったのだろう視界の端で倒れていく人達が見えた。恐怖に身体が思うように動かせず、いつもの様に走れなかった。まだ腰が抜けていなかったのが奇跡にも覚える。
後ろで銃声が鳴り響く中、その銃弾の餌食にされてない私達は何とか受け付け前まで来ることが出来た。
だが、ホッとさせてくれる時間も与えることなく、次なる衝撃が待っていた。
おじさんの攻撃から逃げている中、足が速い先頭にいた男性は左の方へ曲がって姿を消したと思いきや、
パァン!
っとさっきまで鳴り響いていた銃声とは異なる銃声が聞こえた後、先頭にいた男性は左の廊下から勢いよく飛び出して倒れた。それから少し遅れて姿を現したのは拳銃を片手に持っている幸江さんの姿だった。
綺麗な顔にその男性であろう血が付着していて、倒れ込んだ男性を哀れんでいる目で見てこちらに目線を合わせるのと同じくして銃口を向けてきた。



