首取り


「分析しても意味ねぇんだよ!急変するなんて理由は一つしかねぇよ!操られたりしてんじゃねぇの!?とにかく俺たちがどうこうできる事じゃねぇ!!」



「お、落ち着きましょ辰吾君?ここで声をあげても見つかるだけだし....一旦冷静に。ね?」



「冷静にって逆に何で冷静になれるんすか!?人が目の前で殺されたんすよ!?なぁ秀哉!お前妙に冷静じゃんかよぉ!....もしかして実里とかを操ってんのはお前か!お前だろ!なぁ!!」



「は?んな訳ねぇだろ!俺とお前は一緒にいたろ?逆にいつ操るってんだよ!?答えろ。」


「うるせぇ!!やんのかゴラァ!!!」



辰吾は一気に秀哉と距離を縮めて胸ぐらを掴んでそのまま壁にぶつけた。辰吾の顔が完璧に秀哉に対して敵意を見せてる。それに負けずとして秀哉の顔も段々険しくなっていく一方だ。このままじゃ、乱闘が始まっても可笑しくない。
何でこんな時に限って喧嘩するのが意味がわからなく、イライラしている自分がいた。



「ちょっと....いい加減にしろ!!何で仲間同士で争うんだよ!そんなことしてたら実里にみつ....ムグッ」



話してる最中に秀哉に口を塞がれて、少しムッとするが塞いでもらってよかった。二人の意味の無い喧嘩を見ていてイラつきキレ口調だったから実里がこれを聞きつけてくるかもしれなかったからだ。