首取り


「そうか...."あの女の人"と実里は別なのか...だとしても、肌が有り得ないくらい白くて、しかも白目....いわゆる盲目が共通点っていうのは怪しいな。初めてあった時はあんなに綺麗なピンク色だったのに急に白くなるって....」



「確かにそうね....」



おばちゃんは震える手を何とか抑えながら小さくうなづく中、秀哉は『考える人』みたいな腕のポーズをしながら考えていた。
秀哉は人が目の前で殺され、そして自分達の命も危ないっていう状況にも関わらず冷静に考えていることが私は心の底から関心した。こういう秀才タイプはいざっていう時ほど頭が回らなく、心と頭が壊れる感じがしていたがそれが現実になることは無さそうだ。



「共通点何てどうでもいいんだよ!!とにかく実里みたいな危ないやつがあと最低でも一人いることが重大だ!!早くここから逃げよう!!いずれ殺される!」


「おい!だから辰吾!頼むから静かにしてくれ。それに共通点がどうでも良くないことはないだろ。相手を分析するのも重要だ。何で実里が急変したのか....俺たちにも関係があるかもしれないんだぞ!?」



冷静の秀哉に対してこの慌てっぷりの辰吾。一見辰吾がバカでどうしようもないやつだと見えるが、普通の人達は多分辰吾と同じ状態になる人は多いのかもしれない。冷静でいられる秀哉が凄いだけなのだ。