「え!?マジで!?私達もあんたみたいな感じで恵実に誘われたんだけど、まだ見つかってないんだよ。....やっぱりあいつ本気で隠れんぼしてるみたいだね。ふふ上等!絶対に見つけてやる!!ほら愛梨!いこ!」
そう言って蘭は1人でテンションを上げ、さっきの愚痴を完璧に忘れ凄いスピードで走っていった。
愛梨はため息をつきながらトコトコと小走りでその後を追った。
「まっ....まって!愛梨!」
私が呼び止めると愛梨はピタリと足を止めてゆっくりと振り向いた。
さっきの蘭の話....あれは本当なのか....
「愛梨。恵実との会話で何か不審な点とかあった?小さいことでもいいの。」
「なんでそんなこ....」
「お願い愛梨。」
小さな情報でもいい。とにかく手がかりが欲しかった。風華は恵実を探しに旅館へ向かった。私に電話してきた時には風華は恵実の部屋番号しか知らない状態だった。あれから2人は会えたのかな?でもだとしたら旅館に誘っただけで姿すら見せないってなんで?
疑問点が増えれば増えるだけ頭が混乱して爆発しそうになる。
愛梨は元々不審な点を感じとっていたのかすぐ返答してくれた



