「え...えぇ....」
そんな会話をしながら浴衣を着てこちらに歩いてくる二人組がいた。
声が何となく何処かで聞いたような....
「あれ?咲じゃん。あんたこんな所に何しに来たの?」
私の目の前にいるこの二人は同じクラスのやつらだった。
生意気に話しかけてきたのは石井 蘭。本当に最近まで話すらしていなかったが彼女は恵実の友人の一人だ。風華と恵実の繋がりで少しだけ言葉は交わした。
彼女は長い金髪をかきあげながら少しイラついている感じだった。肌は焦げ茶色でイラつきやすい性格。古いかもしれないがギャルみたいで私はあまり関わりたくもなかった。
恵美以外にも友人を多くもっていて、恵美との時間以外にも他の友人とお喋りしている姿をよく見る。
その隣にいたのは蘭とは真反対の新沢 愛梨だ。身長が小さくてチョコんとした可愛らしいやつだ。普段は本とか読んでいて物静かで、派手にしてる奴らとはあまり関わっていなかったのだが、そんな愛梨と蘭と恵実の接点はやっぱりオカルトだった。愛梨は本を読むがそのジャンルは様々。だが、オカルトに興味があり教室でオカルト本を読んでいるところを話しかけられて仲良くなったようだ。
「お...おう。蘭と愛梨。どうした?何か不機嫌そうだけど」



