首取り

小声でボソボソと呟いていた。

よし。チャンスだ。

私は自分がきた廊下の方を見て驚くように言った


「あれ?風華?....」


考え事とかでそれしか集中していない時に重大キーワードが出るとキーワードの重大さでは反応が大きく違う。
実里ちゃんと幸江さんとグルであれば実里ちゃん見たいに過剰反応するはずだ。

内心ニヤニヤしながらおじさんの方へ視線を向けるがおじさんはいたって普通に不思議そうに反応していた。


「ん?....風華?嬢ちゃんのお友達かい?」


あ〜。この人は白だ。まぁこれだけで白と判定は出来ないから今は白に近いっていう状態の方があっている。
だがそんなことを続けていてもキリがない。情報なんて集まるはずが無い。そう思い私は探偵を裏で意識しながら問い詰めた。


「おじさん。昨日の夜変な物音とかしませんでした?例えば誰かと誰かがもみ合ってるとか、言い争っているとか....」



おじさんは首を傾げながら考えていた。正直おじさんが昨日のことまで覚えているかどうか期待はしていなかった。
だが何かを思い出したのか目を開いてこっちを見つめた


「あっ!そういえば.....ここの近くの部屋で若者がどんちゃん騒ぎしとったな〜....ワシも昔はバカやってたな~。夜にはバイクでのり....」