「さっきも言った通り僕の性格だろうけど一番の原因はこれなんだ」
そう言って省吾君は気分を落としながら原因に指を指した。その指のさきには....
「目....」
「うん。僕目の病気でさ、もう気づいていると思うけど目の焦点が合わないんだよね。だから今君の姿が二つに見えるんだ。」
「....そっか....」
私はボソッと呟いたように言った。
省吾君は悔しそうにそして悲しそうに言っていた。私はそれで省吾君がどんな酷く、辛い思いをしたのか分かった。いや、それ以上だろう。イジメで身体のことでイジメるやつらはクズ中のクズだ。
性格なら直せるが身体は治せれるのと治せれないのがあるのは明確だ。小さい子でも分かるのに....
私は自然と拳をグッと握りしめていた
「省吾君がそんな思いする必要なんてない!!そんなやつらぶっ飛ばすくらいの気で言い返せばいいんだよ!」
「そんなこと....簡単じゃあないんです。僕は本当に小心者で....」
「小心者!?そんなの関係ない!自分でそこまでって決めつけるから一歩を踏み出せないんだぞ!?なんなら私もついてってやる!だから....諦めんなよ!!」
私は言うだけ言ってハッとした。
マズイ....いつもの調子で....これで更に自信を失ったらどうしよ....



