芹明「魔王に伝言あるなら伝えるけど?」

花緒「私の分まで理緒を愛してあげて。それから、私の分まで生きて。って」

芹明「わかった。」

花緒「あの光を目指して行きな。そしたら、現実世界に戻れる。」

芹明「ありがとな。」

花緒「私はいつまでもここでみんなのこと見守ってるからね。」

花緒は自分よりも他人。

芹明「ありがとう。」

花緒に言われた通り、光のある方向へ向かう。







芹明「っん?」

珠明「芹明?」

芹明「珠明か。」

理事長「大丈夫か?」

芹明「花緒に会った。花緒からの伝言だ。私の分まで理緒を愛して。私の分まで生きて。だってよ。」

理事長「花緒らしいな。」

弓矢「目が覚めたな。」

麻湖「あんだけ重体だったのに2週間で目がさめるなんてね。」

2週間も眠ってたのか?