「彼女できたんだって?」 琥珀さんは質問と共に渡されたコンタクトレンズのチラシを俺に押し付けてきた。 視力はいいほうなのでこれにお世話になる気はさらさらない。 「茜からききましたか?」 「うん、意外だなぁって思った」 「俺だって年頃の男の子ですから」