「具合が悪いのに出掛けるなんて俺には考えられません」 「…うん、でも約束しちゃったし」 「もっと自分を大切にしてくださいよー」 ほら、やっぱり大丈夫だった。 何年も押し殺して蓋をしてない物のように扱ってきたから。 優しい後輩を騙すのだってお手の物だ。 おいしい!と言って笑う彼に罪悪感がつのる。