「今から嫌いになるから、だから私のそばにいて…」 凛ちゃんに彼女ができて素直に喜べなかったし。 楽しそうに話す姿を見ていられなかったし。 こんなの親友なわけないよね。 幸せを願えないなんておかしい。 どうして私じゃだめなんだろうって考えてなおさら落ち込んで… もう嫌だ消えたい。 「彗月」 「嫌だ」 「彗月こっち向けよ」 「やだ」 近寄ってくる気配はするが意地でも顔は上げてやらない。 唇をかみ切る勢いで食いしばる。