「俺の連れになんか用?」 ぐいっと肩を抱かれ、男から引き離される。 「はぁ?男連れかよ…」 「俺の彼女に触んな」 彼が当然のように言ってのけた言葉に心臓がドキドキと速さを増した。 「はいはい、お熱いね」 「当たり前だろ」 「じゃあね、彼女。そいつが嫌になったら俺のとこおいで」 笑っていなくなった彼は一体何だったんだろう…