取れた写真の出来に満足していると、見知らぬ男子生徒が小走りに近寄ってきた。 あいつか、彗月を呼び出したのは。 俯いていた彗月が顔をあげると、男子生徒が明らかに動揺している様子が見える。 青春だなぁ… 彼は、身振り手振りを混ぜてしどろもどろに何かを語っている。 距離的には何も聞こえない。 きっと言っているのは。