「アコこれは?」 「半年記念にもらったペアリングです」 「それ俺があげたやつ」 「先輩わりとそういう記念日とか大切にするタイプだったんですね」 かなり驚いた顔をする遊。 「あー、うんまぁ…」 彗月に言われるまで忘れていたことは黙っていたほうがよさそうだ。 「ほら見てください、ここにちっちゃく石が入ってて内側を合わせるとハートになるんですよ」 「へぇ、可愛いじゃん」 「って思うでしょ?」 俺を見て一度ため息をつくと、ジップロックを開けて、リングを指にはめた。