「あぁ…帰るか」 珍しいな、彗月に置いていかれるなんて。 いつもだったらメールが来ていたり、暇なら起きるまで本を読んで待ってたりするのに。 俺なんかしたかな?怒らせた…記憶にない。 帰り支度のために机の横からスクバを取るとあることに気がついた。 「スクバある…」 「え?じゃあ、学校にいる?」 「わかんね…」 「下駄箱に靴があれば確定だね」 几帳面な彼女に限って手ぶらで帰るはずがない。 俺は少なくとも二時間寝ていた。 その間彗月は…?