「おい、どのタイミングで行くんだ?光」






光に小声で話しかける。






「うん、と……
このあと先生たちは風呂入るみたいだからそ
のタイミングで」



「ん」






その後、

すぐ廊下の電気が消え、

最初は見張りの先生も何人かいたが、

30分ほどたつといなくなった。






「そろそろだな。行こうか」



「おう」






宿泊場所が男子は2階、

女子は3階のため、

結構ばれないか心配だったが、

光と2人で3階へ向かった。