とりあえず、一息ついて街並みを歩きだす。


「あっ、ねぇあのアイスクリーム屋さん美味しいって評判なの。あそこ、行きたいな」

はしゃぐ優瞳。

さっきまで、怯えてたりしてたのに今は元気を取り戻していて安心出来た。


優瞳が、男達に絡まれていた時…………ー



ムカついて、ムカついて仕方なかった。


泣いていた顔を見たら理性を失って相手を傷つけてしまいそうになった。


なんとか、留まったけど……


理性を、保つの大変だった。


「聞いてる…?なんにする?私、イチゴミルク」

イチゴミルクって。


可愛い選択と、クスリ、と笑う。