お母さんの、部屋は亡くなったまんま綺麗に残ったままだ。

日々お父さんが掃除をしているおかげで綺麗なまま保存された部屋………


埃一つないその部屋には、壁に貼られてある写真。

どれもみんな小さな私と映る写真ばかり。


写真の中のお母さんはいつも笑ってて、私もそんなお母さんに寄り添い幸せそうだ。



「すごい数の写真だな。

おばさんは、優瞳が大好きだったんだな」



写真から伝わる愛情。


覚えてないけど、写真を見ると愛されてたと感じる。